ある日突然ポツポツと発生する大人ニキビ!
Tゾーンに集中する思春期ニキビとは違って、大人ニキビはあらゆる箇所に発生しますが、なかでも一番多いのが【あご】です。
『なんで大人ニキビって”あご”ばかりにできるの!?』
『治ったと思ったらまた”あご”に大人ニキビ・・・一体なぜ!?』
今回の記事では、そんなあごに大人ニキビができる原因を徹底解説!
さらに、あごにできた大人ニキビの治し方をはじめ、正しいセルフケアの方法や繰り返さないための予防法なども徹底してご紹介していくので、『あごにできた大人ニキビが治らない!』と悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
何度も繰り返す、あごに出来る大人ニキビ
気が付くとあごに一つ、二つと大人ニキビができていた・・・
そんな経験、皆さんにもあるのではないでしょうか?
大人ニキビというのは、鼻やおでこなどといったTゾーンを中心に発生する思春期ニキビと違い、乾燥しやすいフェイスラインやUゾーンを中心に発生。
そして、その中でも特に【あご】に発生することが多いんです。
そんな厄介なあごの大人ニキビですが、さらに厄介なのは『あごにできる大人ニキビは繰り返してしまう』ということ。
『ちゃんとスキンケアしているのに・・・どうして?』と肩を落とす方も多いかもしれませんが、大人ニキビというのは、普段の生活の中で無意識のうちに触ってしまったり、頬杖をついたりなど、ちょっとした刺激が加わるだけでも雑菌が侵入して悪化や再発につながってしまうのです。
ですから、あごの大人ニキビの再発や悪化を防ぐためにもできるだけ触らないようにすることが大切です。
あごにできた大人ニキビの原因とは?
皮脂の分泌が活発になることから発生する思春期ニキビと違い、大人ニキビができる原因というのは実に様々。
睡眠不足や日々のストレス、食生活の乱れなどといった生活習慣の乱れだったり、間違ったスキンケア、さらに乾燥による肌のバリア機能の低下なども大人ニキビ発生の原因となります。
そんな、あらゆる要因が複雑に関係していることによってできる大人ニキビですが、実は”あご”にできるのには他にも原因があるんです。
ここからは、その【あごにできる大人ニキビの原因】について詳しくご紹介していきましょう。
汚れを落としにくい
あごにできる大人ニキビの原因の一つは【汚れを落としにくい】ことです。
過剰な皮脂はもちろんですが、メイクをしている場合、クレンジングが不十分だとメイク汚れがそのまま毛穴に残ってしまい大人ニキビを作る原因へとつながってしまいます。
顔の中でも特に鼻まわりやあごといった箇所は汚れが落としにくい部分。
ですので、クレンジングや洗顔をする際はあごや唇の下にあるくぼみまで丁寧にしっかりクレンジングをすることが大切です。
あごは様々な刺激を受けやすい
顔の中でも特にあごは様々な刺激を受けやすい箇所。
頬杖をついたり、マスクやマフラーの着用、口元を手で覆う、男性であれば髭剃りなど、普段の生活で私たちは何気なくあご周りに触れたり、摩擦などの刺激を与えてしまっているのです。
こうした様々な刺激により、肌は外部刺激から守るバリア機能が低下。
そして、バリア機能が低下することにより、大人ニキビが発生しやすくなってしまうのです。
また、あごにできる大人ニキビは紫外線による刺激も一つの原因。
あご周りは帽子や日傘で守りにくく、紫外線を浴びやすい箇所でもあるので、外出する際はあご周りにもしっかり日焼け止めなどを塗って紫外線対策を行いましょう。
皮脂が多い割に、乾燥しやすい
あごに大人ニキビができるのは、皮脂が多い割に乾燥しやすいことも一つの原因に挙げられます。
あごは顔の中でも皮脂を分泌する《皮脂腺》が多い一方、汗腺が少ない箇所。
そのため、汗をかいて角層にうるおいを与えることができず、皮膚が乾燥してしまうのです。
さらに、問題なのは乾燥による水分不足を補うために、皮脂の分泌が過剰になること。
皮脂が過剰に分泌されることで毛穴が詰まり、そこから大人ニキビの発生へとつながってしまうのです。
ホルモンバランスも影響
大人ニキビがあごにできる原因は、ホルモンバランスも大きく影響しています。
顔の中でも特にあごは肌の生まれ変わりであるターンオーバーが遅く、ホルモンバランスの影響を受けやすい部分。
ホルモンバランスは主に
- 睡眠不足
- ストレス
- 体の冷え
- 生理
新陳代謝(角質、血流、栄養不足等)
あごにできる大人ニキビは新陳代謝の悪さも原因の一つとして挙げられます。
新陳代謝・・・つまりターンオーバーと呼ばれる肌の生まれ変わりは、本来一定のサイクルで行われ最後に古い角質や垢となって剥がれ落ちていくものですが、肌の新陳代謝が悪いと剥がれ落ちていくはずの古い角質が上手く剥がれ落ちず、毛穴詰まりを引き起こしてしまうのです。
新陳代謝の低下を引き起こす原因としては
- 栄養不足
- 疲労
- 飲酒
- 喫煙
- 血流
- 便秘
- ストレス
- 睡眠不足
など様々。
何度もあごに大人ニキビができてしまうという方は、こうした新陳代謝の低下も影響している可能性が高いのでまずは日々の生活習慣を見直してみましょう。
あごにできた大人ニキビをセルフケアで治す方法
あごにできた大人ニキビは、一度できるとなかなか治らないので本当に厄介ですよね。
しかし、だからといってそのまま放置しておくのはNG!
1日でも早くあごにできた大人ニキビを治したいのなら、早めに適切なケアを行うことが大切です。
では、一体どのようなケアをすればあごの大人ニキビが治るのか・・・適切なセルフケアとしては
- 触らない
- 塗り薬を塗布する
- 皮膚科に相談する
など。
あごに大人ニキビができてしまうと、どうしても気になって触りたくなってしまいますが、むやみに触ると雑菌が侵入して悪化していく一方!
なので、なるべく触らないのはもちろん、シーツや枕カバー、タオルなどといった肌に直接触れるものはこまめに洗濯して清潔にしておくことが大切です。
また、あごにできた大人ニキビを含むすべての大人ニキビは間違ったケアを行うことで悪化してしまいます。
大人ニキビが悪化してしまうと後々ニキビ跡になったりもするので、塗り薬を塗布したり、皮膚科に相談するなど早めのケアを心がけましょう。
大人ニキビを繰り返さないための予防法
先ほどもお伝えした通り、あごだけに限らず、大人ニキビというのは治ってもまた同じ場所に繰り返す特徴があります。
せっかく治ったと思ったらまた大人ニキビに悩まされる日々・・・そんなことはできるだけ避けたいですよね。
ですから、大人ニキビを繰り返さないためにも、普段の生活できちんと大人ニキビの予防対策を行うようにしましょう!
大人ニキビを予防する方法はいろいろとありますが、特に大切なポイントとなるのがこちら↓
- 質の良い睡眠をしっかりとる
- バランスの良い食生活を送る
- 暴飲暴食は控える
- アルコールは控える
- なるべく疲れをためない
- 洗顔は正しく丁寧に
- しっかり保湿して乾燥を防ぐ
- 紫外線を浴びない
- ホルモンバランスを整える
- 体を冷やさない
- ストレスをため込まない
あごの大人ニキビは、主に生活習慣の乱れや乾燥などが大きな原因となります。
ですから、普段から生活習慣を整えて規則正しい生活を送る、そして正しくスキンケアを行うことが大人ニキビを増やさない、つくらない方法の一つと言えるでしょう。
特に睡眠は、私たちの肌の修復や再生に大きく関わってくるため、睡眠不足が続くと大人ニキビへの影響も高くなります。
ですから、できるだけ毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きるという規則正しい、そして質の良い睡眠をとるように心がけましょう。
また、乾燥はあごの大人ニキビを悪化させてしまうほか、新たな大人ニキビを発生させてしまう原因にもなってしまいます。
特に洗顔後は肌が乾燥しがちなのでしっかり保湿ケアを行い、肌を乾燥させないように注意しましょう。
まとめ
今回は、私たちを悩ませる【あごの大人ニキビ】についてまとめてみました。
一度できてしまうとなかなか治りづらく、そして繰り返しやすいという厄介な特徴を持つあごの大人ニキビ。
しかし、そんなしつこいあごの大人ニキビも、原因をしっかり把握する、そして正しい治し方を行うことで撃退することができます。
『あごの大人ニキビが治らない・・・』そう悩んでいる方は、ぜひ今回の記事でご紹介したセルフケアや予防法を実践してニキビレスな肌を目指してくださいね!