スキンケアのマストアイテムといえば・・・化粧水と乳液!
きっと、この記事を読んでいる皆さんも、毎日当たり前のように化粧水と乳液を使ってお肌のお手入れを行っていると思いますが、その順番・・・本当に合っていますか?
『つける順番が違っても、とりあえず化粧水と乳液さえつけていれば大丈夫だよね!』そんな風に適当な順番で使っていませんか?
今、この質問に一瞬”ドキッ”としたそこのあなた!
実は化粧水と乳液は正しい順番、正しい使い方でないと本来の効果を発揮しません!!!
では、一体化粧水と乳液はどのような順番で使うのが正解なのでしょうか・・・?
今回の記事では、そんな今さら人には聞けない《化粧水と乳液の正しい順番》、さらにその理由や最も効果的な使い方についてまとめてみましたので、今のスキンケアルーティンに自信がないという方はぜひチェックしてみてくださいね!
化粧水と乳液、先に使うのはどっち?
毎日のスキンケアには欠かせない化粧水と乳液ですが、洗顔後のまっさらな肌には一体どちらを先に使うべきなのか・・・?
その答えは、ズバリ「化粧水」です。
ただ、化粧水➡乳液という流れは一般的にもよく知られている順番なので「当たり前でしょ」と思っている方もいるかもしれませんが、あくまでもこの流れは一般的であって必ずしも化粧水を先につけるのが正解というわけではありません。
というのも・・・
乳液のタイプについてはまた後程詳しくご説明しますが、一般的な乳液を使う場合においては「化粧水を先につける」というのが正解です。
もし、今あなたが使っている乳液が一般的なもので、化粧水より先につけているのであれば、必ず洗顔後には先に化粧水をつけるようにしてください。
スキンケアというのは効果や成分ばかりが注目されがちですが、実は使う順番も非常に大切!
せっかく肌に良い成分が入っている化粧水や乳液を使っていても、正しい順番でないとその効果を得ることができない場合もあるので、正しい流れでお肌をお手入れしましょう。
化粧水を先に使う理由は何?
化粧水と乳液の順番は、乳液のタイプによって異なるものの、一般的においては化粧水が先と言われています。
しかし、なぜ化粧水が先なのか・・・その理由は洗顔後の肌をキメの整ったなめらかな肌に戻し、次に使うスキンケアの浸透率を高めるため!
洗顔というのは肌の余分な皮脂や汚れを落とすために必要不可欠ですが、同時に肌が持つ潤いも一緒に洗い流されてしまうので、洗い上がりは非常にデリケートな状態。
つまり肌が乾燥しているということです。
そんな水分不足な肌を補うためには、化粧水で角質層に水分や美容成分をしっかり届けて肌を潤わせる、保湿することが重要!
洗顔後の乾いた肌に化粧水を浸透させることによって肌がなめらかになりキメが整うため、その後に使う乳液などのスキンケアの浸透率もアップします。
確かに、砂漠のようにカラカラで乾いた状態だと、油分を多く含む乳液よりも水分たっぷりな化粧水が欲しいですよね(笑)
乳液の浸透率を高めるためにも、洗顔後は化粧水でしっかり肌に水分を与え、潤った肌に整える・・・このポイントが美肌への第一歩となるのでしっかり守っていきましょう!
化粧水と乳液の役割の違いを知ろう
化粧水と乳液の正しい順番がわかったところで、次に気になるのがそれぞれの役割。
毎日のスキンケアで何気なく使っている化粧水と乳液ですが『実はあまりよく役割を知らずに使っている』そんな方も意外と多いのでは?
しかし、美肌を手に入れるためには化粧水や乳液の役割をきちんと把握して理解しておくことが大切!
そこで、ここからは化粧水と乳液が持つ役割を詳しくご紹介していきたいと思います。
化粧水の役割
化粧水は主に
- 肌に潤いを与え保湿する
- 成分を届ける
- 肌状態を整える
- 他のスキンケアの浸透率を高める
といった役割を持っています。
化粧水は基本的に肌に潤いを与える水溶性成分でできていますが、私たちの肌は水分を与えるだけでは簡単に蒸発してしまうため、化粧水で得た水分を肌にできるだけチャージしておけるよう、水溶性成分以外に保湿成分も配合されています。
そのため、洗顔後一番に化粧水を使うことで、素早く潤いをチャージ、そしてなめらかで柔らかい肌へと整えてくれるので、その後のスキンケアの浸透率もぐんとUP!
私たちの肌は乾燥してしまうと、肌の水分保持力だけでなく、刺激から肌を守るためのバリア機能も低下・・・。
そうなってしまうと、あらゆる肌トラブルを招いてしまう可能性も高くなってしまうので、洗顔後の乾いた肌にはしっかり化粧水で潤いを与えてあげましょう。
また、最近では化粧水でも美白効果やシワ・ハリ等エイジングケアを目的としたものなど、種類も豊富になってきていますので、より効率の良いスキンケアを行うことができます。
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乳液の役割
乳液は主に
- 肌の表面を保護する
- 水分と油分をバランスよく補う
- 化粧水の水分や成分を守る
- 美容成分を肌に届ける
- 角層を柔らかくする
といった役割を持っています。
乳液は、化粧水と同じく肌に潤いを与える水溶性成分、そしてその潤いを保つ油溶性成分がバランスよく配合されているので、肌に必要な水分を与えるのはもちろん乳液に含まれた油分が膜を作り肌を保護してくれるため、水分を蒸発するのを防いでくれます。
たとえ化粧水だけでお肌が潤ったとしても、油分が足りなければその水分はすぐに蒸発・・・そうなるとお肌に潤いを保つことはできませんから、化粧水で得た水分や成分を逃さずちゃんと守るために、化粧水のあとに乳液を使い油分をしっかり補うことが大切です。
化粧水と乳液、どちらが欠けてもダメだった
私たちの肌は潤いがなくなると、カサついたりパサついたりするため、肌のキメが乱れゴワゴワしたりつっぱったりしてしまいます。
特に乾燥肌の場合は『洗顔後すぐにスキンケアしないと肌がつっぱる!!』という方も多いのではないでしょうか?
これは、まさに潤いを失った状態・・・つまり洗顔によって汚れと共に肌が持つ潤いも洗い流されてしまい、乾燥している状態なのです。
だからこそ、乾いた肌には化粧水でたっぷり潤いと水分を与えることが必要!
しかし、それだけで終わってしまうと水分が蒸発して、またすぐに肌が潤い不足の状態に陥ってしまいます・・・。
よくスキンケアルーティンで多いのが、乳液を付けた時のべたつきが苦手だからスキンケアは化粧水だけ!というパターン。
しかし、乳液を使わず化粧水のみのスキンケアを続けてしまうと・・・
- 肌が水分不足になり乾燥してしまう
- 肌のバリア機能が低下
- 肌がダメージを受けやすくなりエイジングサインの原因となる
- 肌トラブルを引き起こしやすくなる
など、肌にとってマイナスな要因ばかり!
ですから、化粧水のあとには乳液を使い油分で水分や潤いを逃がさないようにしっかり蓋をしてあげることが大切なポイント。
みずみずしく潤った美肌を手に入れるためには化粧水・乳液どちらも必要不可欠ですので、化粧水のみで終わらせているという方はぜひ乳液もセットでお手入れをしてあげてくださいね。
美容液やパック等のスペシャルケアはいつ使う?
最近は様々なスキンケアアイテムが展開されていることもあり、美容液やパックなどちょっと特別なケアも毎日のスキンケアに取り入れたいという方も多いのでは?
しかし、そこで気になるのは化粧水と乳液という通常のスキンケアにこのスペシャルケアを加えた場合、どういう順番で使えばいいのか・・・という点ですよね。
ここからは、そんな美容液やパックなどのスペシャルケアを使うタイミングについてご紹介していきたいと思います。
美容液を使う場合
美容成分がたっぷりと配合されている美容液は、正しい順番で使用することで十分な効果を発揮することができるスキンケアアイテム。
エイジングケア成分や美白成分などがギュギュっと凝縮されているので、その成分の効果を得るためにも美容液はしっかりと肌に浸透させていきましょう。
そして、使う順番としては美容液のタイプにもよりますが、一般的には化粧水のあとがベスト!
よく乳液のあとに美容液を使うという声を耳にすることも多いですが、乳液は油分で肌に蓋をする役割を持っているので、せっかくの美容液が持つ美容成分も肌には浸透していきません。
その点、化粧水は肌を整えて次のスキンケアの浸透率を高めてくれる役割を持っているので、美容液の成分を肌にしっかり浸透させることができます。
なので美容液を使う場合は
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
この順番でスキンケアを行いましょう!
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パックを使う場合
スキンケアのスペシャルアイテムとして、ここぞ!というときに使いたいのがフェイシャルパック。
1枚のパックに美容成分がたっぷりと含まれているので、短い時間でお肌がしっかり保湿され、さらに集中的にお肌の状態を整えることができます。
そんな便利なパックですが、スペシャルケアとして使用する際には美容液と同じく化粧水のあとがベスト!
化粧水でお肌を整えた後にパックすることで、パックが持つ美容成分だけではなく化粧水もしっかり肌に浸透させることができるからです。
- 化粧水
- パック
- 乳液
この順番がパックが持つ効果を最大限に引き出せる方法なので、ぜひ実践してみてくださいね。
ちなみに、美容液とパック両方をスキンケアに取り入れたい時には・・・
- 化粧水
- 美容液
- パック
- 乳液
の順番でスキンケアを行いましょう。
美容液のあとにパックを使うことによって、美容液が持つ美容成分をパック中にしっかり浸透させることができますよ!
最も効果的なスキンケアの一連の流れを確認
化粧水と乳液、そしてスペシャルケア等のスキンケアの順番についてご説明しましたが、なかには『洗顔やクレンジングも含めて全体のスキンケアの流れを知りたい!』という方もきっと多いと思います。
そこで、先ほどご紹介した化粧水・乳液はもちろん、スペシャルケアとして使用する美容液やパック等も含め、最も効果的なスキンケアの一連の流れをまとめてみました!
【効果的なスキンケアの流れ】
- クレンジング
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- パック
- 乳液
- クリーム
健康的で美しい肌を手に入れるために効果的なのはこの順番。
クレンジングについては夜のみのケアとなりますが、それ以外は朝晩ともにこの流れがマストです。
そんな効果的なスキンケアの一連の流れを、ここからはより詳しくご紹介。
それぞれのアイテムを使う際のちょっとしたポイントもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
クレンジング
メイク汚れを落とすのに必要不可欠なのがクレンジング。
しっかりお肌の汚れを落とすことが美肌の秘訣とも言えるので、メイクをした日の夜はお手入れのスタートとして必ず行ってくださいね。
そして、クレンジングを行ううえで、ポイントとなるのが洗い流す時の水の温度。
ファンデーションなどは特に油分が多いですので、冷たい水で洗い流してしまうと不要な皮脂が残ったままとなってしまいます。
ですから、クレンジングでメイク汚れを浮かした後は必ずぬるま湯で洗い流すようにしてください。
また、かえって熱いお湯で洗い流してしまうと、肌に必要な皮脂まで一緒に流れてしまうので注意しましょう!
洗顔
クレンジングと同様、肌の余分な皮脂を落とすために必要なのが洗顔。
肌というのは、目には見えませんが就寝時や日中を過ごす間にかなりの汚れが付着しています。
ですから、朝・夜共に洗顔を使い肌に付着した汚れを綺麗に洗浄しましょう。
ちなみに、最近ではW洗顔不要のクレンジングも増えてきていますので、そういったクレンジングを使う際は洗顔を省いてください。
W洗顔不要のクレンジングと洗顔を併用してしまうと、肌に必要な皮脂を余分に落としてしまう恐れがあり、乾燥の原因にもなってしまいます。
化粧水
クレンジングや洗顔で汚れを洗い流した後は、化粧水でしっかり水分と潤いを与え保湿してあげましょう。
化粧水をつける方法としては、手で付ける方法とコットンで馴染ませる方法の2通りありますが、おすすめは手を使って化粧水をつける方法です。
コットンは絶対にNGというわけではありませんが、無意識に力が入り摩擦で肌を傷つけてしまう場合もあるため、十分な注意が必要。
また、化粧水は温かい方が浸透率もぐっと高まるので、手のひらで化粧水を温めてから顔に馴染ませると浸透しやすくなります。
そして、最後に両手で優しくハンドプレスをしてあげるとさらに馴染みもよくなります。
ただし、この時に強く押し付けたり手で叩くなどの行為はNG!
肌は刺激を受けやすいものなので、あくまで優しく包み込むようにしてくださいね。
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美容液
肌のごちそうとも言える美容成分が豊富に含まれている美容液は、スペシャルケアとしてはもちろん、毎日のお手入れにも使いたいアイテム。
最近は、トロミのあるテクスチャーや水に近いサラッとしたテクスチャーなど様々な種類があります。
一般的な美容液は化粧水と乳液の間が基本ですが、もし水のようにサラサラした美容液で使う順番に迷ってしまう場合は【テクスチャーの軽い順番】でつけていくといいでしょう。
水分➡油分の順番で肌に入れていくと覚えるとわかりやすいかもしれませんね。
また、美容液によっては洗顔後すぐに使う先行型もありますので、使用する際は各々の美容液の使い方をよくチェックしておくようにしましょう!
パック
毎日は使わないけれど、週1回や2回肌にご褒美を与えるケアとして使いたいのがパック。
このパックも美容液と同様、アイテムによっては洗顔後すぐに使うタイプもありますので、使う前に使用方法をきちんとチェックしておきましょう。
また、パックを使う際に注意しておきたいのが時間です。
長くパックをすることによって効果もよりUPするのでは・・・と思い長時間パックを付けたままの状態にしてしまいがちですが、実は長時間パックを貼った状態にしてしまうと水分が蒸発してしまい同時に肌が持つ水分まで蒸発してしまうので絶対にNG!
せっかく保湿成分や美容成分がたっぷりのパックでケアをしても、かえって逆効果となってしまうので避けましょう。
乳液
化粧水や美容液、パック等でしっかり潤いを与えた後は、その潤いが逃げてしまわないように乳液でしっかり蓋をします。
乳液も、化粧水や美容液などと同じで手のひらで温めることにより、肌へのなじみがよくなり浸透もUP。
そして、肌に塗るときは顔の中心から外側に向けて優しくスーッと伸ばすのがポイントです!
乳液には角層を柔らかくするので肌がふっくらなめらかになりますよ。
また、乾燥がひどい箇所には重ね付けをしてしっかり保湿しましょう。
クリーム
基本的には乳液でスキンケアが完了ですが、冬場などどうしても乾燥が気になる場合はスキンケアの仕上げにクリームをつけるのが効果的。
クリームは乳液よりも油分を多く含んでいるので、乳液よりもよりしっとりとした肌になります。
しかし、顔全体にクリームをたくさんつけてしまうと逆に肌に負担がかかってしまったり、ニキビの原因にもなってしまうのでクリームを塗る際にはTゾーンを少なめに塗るなど調整したほうがいいでしょう。
乳液先行型の化粧品もあるから注意
化粧水と乳液の順番は、一般的なものであれば【化粧水➡乳液】といった順番でOKですが、なかには乳液先行型のタイプもあります。
「アルビオン」や「コスメデコルテ」など大手化粧品メーカーもこの乳液先行型の商品を扱っているので、愛用しているという人も多いのではないでしょうか?
乳液先行型の存在を初めて聞いたという方にとっては『え!?乳液を最初からつけるなんて大丈夫?』と思うかもしれませんが、乳液先行型を使うようになってから肌がもっちりしたという方もたくさんいます。
というのも、実は乳液先行型は水分や油分を角層に近いバランスで配合しており、洗顔後一番に使用することで肌が柔らかくなるためその後のスキンケアの浸透率もぐっとよくなるんです。
水分を蒸発させないために蓋をする役割を持つ一般的な乳液とは少し目的が異なるものになるので、使うときには自分の今の肌状態を見ながらセレクトするといいかもしれません。
また、この乳液先行型をスキンケアに取り入れる場合、スキンケアの順番は
- クレンジング
- 洗顔
- 乳液
- 化粧水
- 美容液
- パック
- クリーム
朝と晩、化粧水と乳液の使い方は同じ?
「化粧水や乳液を使うとき朝晩一緒の順番でいいの?」そんな風に順番や使い方に迷ってしまう方もいるかもしれませんが、基本的に乳液は朝・晩ともに順番や使い方は同じです。
化粧水というのは洗顔後の乾いた肌に水分や潤いを与えて保湿する、そして乳液というのは化粧水で肌に与えた水分や潤いを蒸発させないように蓋をするというのが本来の目的ですから、朝晩共に【化粧水➡乳液】という順番でOK。
ただ、朝と晩では先ほどご紹介した一連の流れがやや変わってくる場合もあります。
というのも、朝晩に行うスキンケアというのはそれぞれ目的が違うからです。
朝は就寝中に肌に付着したほこりや汗や皮脂などを綺麗に落とし肌を清潔にする、紫外線を対策するという目的。
そして、夜はメイクや汚れを綺麗に落とし、日中に肌が受けてしまったダメージをケアするという目的があります。
ですので・・・
【朝のスキンケア】
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液(スペシャルケア)
- パック(スペシャルケア)
- 乳液
- クリーム(必要な場合)
- UVプロテクター
【夜のスキンケア】
- クレンジング
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液(スペシャルケア)
- パック(スペシャルケア)
- 乳液
- クリーム(必要な場合)
この順番でスキンケアを行うようにしましょう。
朝晩それぞれに合わせた正しいスキンケアを行うことにより、健やかな肌を保つことができますよ。
まとめ
今回は、スキンケアのマストアイテムとも言える化粧水と乳液の順番や、使い方について詳しく解説してみましたがいかがでしたか?
普段何気なく使っている化粧水や乳液も、それぞれが持つ役割をちゃんと理解することで正しくスキンケアを行うことができます。
そして正しくスキンケアを行うことが健康的で美しい肌を手に入れるコツとも言えるので、「今までのスキンケア、もしかしたら間違ってたかも・・・」という方はしっかり流れを確認しながら丁寧なお手入れを心がけてみてくださいね!
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