化粧水と乳液の違いは何?美容液とはどう異なる?役割と使い分け方

「綺麗な肌になりたい!」

そんな私たち女性の願いを叶えてくれるのが、化粧水乳液といったスキンケア商品。

しかし、毎日何気なく使っているこの化粧水や乳液が一体どのようなものなのか・・・みなさんはその違いや役割をちゃんと知っていますか?

実は、スキンケアというのは【正しい知識】をもって【正しく使うこと】で本来の効果を発揮するもの。

違いも分からずに使ってしまっては、せっかくの化粧水や乳液が持つ美容効果も台無しです。

そこで、今回はスキンケアの基本となる化粧水と乳液の違いについて徹底解説!

さらに、美容液とはどう違うのか、そしてそれぞれの役割や効果的な使い分けについてもご紹介していきます♪

 

化粧水と乳液、違いは何?

 

スキンケアの中でも特に必要不可欠と言えるのが化粧水と乳液ですが、その違いをまとめてみると

  • 化粧水➡肌に潤いを与えるもの
  • 乳液➡潤いを保つためにフタをするもの

とまさに大きな違いがあります。

それぞれの役割についてはまた後程、より詳しくご紹介しますが、化粧水と乳液の違いは言うなれば水の入ったフタ付きコップ。

「水(化粧水)をコップに注ぎ、こぼれないように蓋(乳液)をする」ことでずっと水分や潤いをキープできるということですね。

化粧水と乳液の違いは何?美容液とはどう異なる?役割と使い分け方

そんな水分補給の役割を果たす化粧水ですが、最近では美容成分がたくさん配合されているものや、乳液のようなトロミのあるテクスチャーのものなど種類も様々。

  • 保湿化粧水・・・保湿力が高く肌を乾燥から守る
  • 美白化粧水・・・日焼けによるシミやそばかすを防ぐ
  • ふき取り化粧水・・・不要な角質汚れや油分を除去
  • 収れん化粧水・・・肌や毛穴を引き締める
  • エイジングケア化粧水・・・加齢によるシワやハリ不足をケア

など、大きく分けてもこんなにタイプがあるんです!

また、乳液に関しても

  • 保湿乳液・・・一般的な乳液で保湿力が高い
  • UV乳液・・・乳液に紫外線対策成分が含まれている
  • ティント乳液・・・化粧下地の役割を果たす

といった種類があり、目的や悩み別で使い分けることができるので自分に合ったものをチョイスすることができて、非常に便利!

普段何の気なしに使っている化粧水・乳液ですが、こうしてそれぞれの違いを知ると、改めてどちらもスキンケアには欠かせない重要なアイテムだということがよくわかりますよね。

では、ここからはそんな化粧水・乳液を使う理由や役割をより細かに詳しく解説していきたいと思います。

 

化粧水を使う意味、役割は?

化粧水と乳液の違いは何?美容液とはどう異なる?役割と使い分け方

 

乾いた肌に水分補給をしてくれる化粧水ですが、なぜ私たちの肌には化粧水が必要なのでしょうか・・・?

ここからは化粧水を使う意味や役割を詳しくまとめてみました。

化粧水を使う意味は?

 

化粧水を使うのは「保湿のため」と思っている方も多いかもしれませんが、化粧水を使う理由はそれだけでなく「洗顔で失った水分を補給する」ためでもあります。

私たちが毎日行う洗顔は、就寝中や日中に肌に付着した汚れや余分な皮脂を洗い流すためのものである反面、洗顔を行うことにより肌が必要な潤いまで一緒に洗い流されてしまいます。

そして、乾燥したままの状態になってしまうと、肌が持つ水分保持力や外部刺激から肌を守るためのバリア機能が低下してしまい、あらゆる肌トラブルを引き起こしてしまうように・・・!

ですから、乾燥を防ぐためにも化粧水で肌に水分や潤いをしっかり与えなければならないのです。

化粧水と乳液の違いは何?美容液とはどう異なる?役割と使い分け方

 

よく肌がごわつく・・・なんて人も多いと思いますが、これはまさに乾燥が進んでいる状態で肌に水分や潤いが足りていない証拠!

美肌を目指すためには、しっかり水分と潤いを与え保湿することが重要となりますので、洗顔後は必ず化粧水で肌を整えるようにしてくださいね。

 

化粧水の役割は?

 

化粧水は洗顔後の肌に水分補給を行うためには必要不可欠となりますが、そんな化粧水には多くの役割があります。

  • 肌に水分や潤いを与える
  • 肌を保湿する
  • 皮脂の分泌を整える
  • 次のスキンケアの浸透率を高める

先ほども解説したように、洗顔後の肌というのはとてもデリケート。

汚れと共に潤いも洗い流されてしまっているので、そのまま放置してしまうと乾燥はどんどん進んでいきます。

そして、乾燥が進むと肌本来の力である水分保持力やバリア機能が低下してしまうので、そこから肌トラブルを生み出さないためにも、化粧水で水分や潤いを素早く補給する必要があるのです。

また、化粧水には水溶性の美容成分や保湿成分が含まれており、化粧水を使うことによって水分と共に美容成分を肌に届けて整えてくれるので、その後に使うスキンケアの浸透率もぐんとUP!

ですので、洗顔後の乾いた肌には欠かせないアイテムとも言えます。

 

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乳液を使う意味、役割は?

化粧水で得た水分や潤いを閉じ込めるための蓋役として使われる乳液ですが、なぜ私たちの肌に乳液は必要なのでしょうか?

ここからは乳液を使う意味や役割をより詳しくまとめてみました。

乳液を使う意味は?

乳液は、化粧水と比べて「別に使わなくてもいい」という風になんとなく思われがちですよね。

「化粧水で保湿できてるから乳液は使わない」「乳液はべたつくから苦手」など普段のスキンケアで乳液をあまり使わないという方も結構多いのではないでしょうか?

しかし、乳液は化粧水と同じくらいスキンケアには重要なアイテムと言えます。

というのも、化粧水で肌に与えた水分や潤いを蒸発させないためには油分が必要だからです。

化粧水と乳液の違いは何?美容液とはどう異なる?役割と使い分け方

せっかく化粧水を使ってたっぷりと水分や潤いを肌に与えたとしても、そこでスキンケアを完了してしまえばその水分や潤いは蒸発してしまうため、またすぐに肌が乾いた状態に・・・。

そしてそのまま乾燥が進めば、肌はあらゆるトラブルを起こすようになります。

特にシワなどのエイジングサインは潤い不足、乾燥が大きな原因となるので、化粧水とセットで乳液を使うのは健康的で美しい肌には必須条件となります。

 

乳液の役割は?

 

油分と水分がバランスよく配合されている乳液ですが、乳液には化粧水の水分や潤いを蒸発させないための蓋役としてはもちろん、他にも肌を健康に保つための重要な役割を持っています。

  • 肌が持つ水分の蒸発を防ぐ
  • 硬くなった角層を柔らかくする
  • なめらかな肌になる
  • しっかり保湿してくれる
  • セラミドなどの成分を肌に届ける

このように、乳液には油分も含まれているため、保湿効果はもちろん、肌をやわらかくそしてなめらかにするという役割を持っています。

さらに、乳液には肌が持っている潤い成分である「セラミド」を届けるという役割もあるため、化粧水とセットで使うことで化粧水の水分・潤い・美容成分を閉じ込め、さらにセラミドの力でより潤いあふれる肌へと導いてくれます。

化粧水に比べて”絶対的に必要ではない”と思われがちな乳液・・・。

しかし、乳液が持っている役割を見ると、乳液がいかに肌にとって必要で重要なものかということがよくわかりますよね。

 

美容液とはどう違うの?

 

以前までは化粧水と乳液がスキンケアの基本でしたが、最近では毎日のスキンケアに美容液を取り入れる方も圧倒的に増えています。

美容液というのは、肌に必要とされる美容成分がたっぷり配合されている、いわば肌のごちそう的なスペシャルアイテム。

化粧水と乳液の違いは何?美容液とはどう異なる?役割と使い分け方

 

高濃度で配合された美容成分、そして肌に必要な栄養を素早く簡単に肌に届けるという大きな役割を持っています。

水分や潤いを与え肌を整える化粧水、そして水分や潤いを蒸発させないために必要な乳液にももちろん美容成分は配合されていますが、美容液は保湿重視のものや美白効果が高いもの、シワやハリ不足を改善するものなど、肌が持つ悩みや目的別に集中ケアを行うことができるというところが最大の特徴だと言えます。

自分の肌悩みに合わせた美容液をセレクトすることにより、美容液が持つ効果をさらに実感できるので、ぜひ美容液を選ぶ際には自分に合ったものを選んでくださいね!

美容液はスペシャルケア的な存在に思われがちなので、なかには気になる肌悩みがあるときや肌が不調な時などしか使わないという方もいるかもしれませんが、特別な時だけでなく毎日のスキンケアに取り入れることで肌悩みもより早く解決できますよ。

 

 

化粧水と乳液、オールインワンで済ませてもよい?

 

スキンケアは時間をかけて丁寧に行うことが大事・・・そうわかってはいるものの、仕事や家事、育児など毎日忙しい人にとっては「スキンケアに時間がかけれない!」というのが本音ですよね。

特にスキンケアはクレンジングや洗顔から始まり、化粧水や乳液、美容液などあれこれ使わなければならないので、正直面倒だなぁと感じることもしばしば。

化粧水と乳液の違いは何?美容液とはどう異なる?役割と使い分け方

 

しかし、最近ではそんな忙しい方でも簡単にかつ手軽にスキンケアができる《オールインワンタイプ》も増えてきています。

オールインワンタイプであれば、面倒なステップも1つで簡単に完了できるので、忙しい方にとってはまさに究極の時短アイテム!!

ただ、便利な反面、化粧水や乳液で行っていたスキンケアを本当にオールインワン1つで済ませても大丈夫なのか・・・という不安もちょっぴりありますよね。

正直なところ、オールインワン1つでスキンケアを済ませている方の中には『オールインワンだけでは物足りない』という声が出ていることも事実です。

とはいえ、最近のオールインワンには高保湿タイプのものや、美容液のように美容成分がたっぷり配合されているものなど、クオリティが高い商品もたくさん出ています。

化粧水と乳液の違いは何?美容液とはどう異なる?役割と使い分け方

 

ですので、オールインワンを使う際には一度使用してみて、お肌が乾燥しないか、トラブルが発生しないかをちゃんとチェックしてみましょう。

使ってみて何もトラブルがなくお肌の健康をキープできているのであれば、オールインワンで済ませても大丈夫。

しかし、物足りなさや乾燥が気になる場合には、オールインワンに化粧水や美容液をプラスして使ってみてください。

① 化粧水
②美容液
③オールインワン
④クリーム(必要であれば)
そうすることで、オールインワンだけでは補うことができない部分をそのほかのアイテムが補ってくれるので、健康的な肌をキープすることができますよ。
オールインワンは確かに便利なアイテムですが、自分の肌状態に合わせた調整は難しいもの。
ですので、その時の自分の肌によった使い方をすることが最もベストな使い方だと言えます。

 

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朝と夜、化粧水や乳液の使い方に違いはある?

 

美肌に近づくには、朝と夜毎日スキンケアを行うことが第一条件。

しかし、化粧水や乳液を使う際、朝と夜では使い方に違いがあるのでしょうか・・・?

その答えは「NO」。

化粧水や乳液の使い方は朝、夜共に基本的に同じだと考えて大丈夫です。

ただ、スキンケアは基本的に朝と夜でそれぞれ目的が違いますので、化粧水や乳液の使い方は同じですがそのほかの流れは少し変わってきます。

化粧水と乳液の違いは何?美容液とはどう異なる?役割と使い分け方

朝と夜ではこのように、スキンケアの目的が変わってきます。

そのため・・・

 《全体的なスキンケアの流れ》

【朝】
①洗顔
②化粧水
③美容液
④乳液
⑤UVケア


【夜】
①クレンジング
②洗顔
③化粧水
④美容液
⑤乳液
⑥クリーム(必要であれば)

といった流れになります。

化粧水や乳液の使い方に違いはありませんが、乳液などは油分を含んでいますので朝などメイク前でべたつきが気になる・・・という場合は、乳液を省くのではなく量を調整するなどしましょう。

正しいスキンケアの行い方は?

健康的な肌を保つためにも欠かせないスキンケア。

化粧水、乳液、美容液・・・それぞれの役割を持ったアイテムを使ってスキンケアを行うことが美肌へのカギとなるわけですが、ただつけるだけでは正しいスキンケアとは言えません。

それぞれのアイテムが持つ効果をより発揮させるためには、一つ一つを正しい順番で、そして正しく使うことが必須!

今自分が行っているスキンケアは正しくできているのか・・・これからご紹介する正しいスキンケアの行い方をチェックして今のスキンケアを見直してみましょう。

化粧水と乳液の違いは何?美容液とはどう異なる?役割と使い分け方

 

まず、一般的なスキンケアの順番は

①化粧水
②美容液
③乳液

④クリーム(必要時)
の流れとなりますが、この順番はスキンケアではかなり重要となります!
しかし、乳液に関しては洗顔後に乳液を先に使う【乳液先行型】のものもありますので、乳液先行型を使う際には
①乳液
②化粧水
③美容液
④クリーム(必要時)

この流れでスキンケアを行いましょう。

それでは、ここからは正しいスキンケアの流れと共に、使い方のポイントなどもご紹介していきます。

①化粧水

化粧水は、洗顔後の乾いた肌への水分補給のためには欠かせないアイテム。

それと同時に潤いを与え、肌を滑らかに整えるほか、次に使うスキンケアの浸透力も高めてくれます。

そんな化粧水を使う際のポイントは、洗顔後すぐに適量を手に取る肌に馴染ませること。

洗顔後は肌が持つ潤いが洗い流されてしまいますが、そのままの状態が続くと乾燥が進みトラブルの元となるため、できるだけ洗顔後すぐに使うことがポイントとなります。

 【化粧水の使い方】
適量を手に取り、顔のパーツごとにのせ顔の中心から外側、そして下から上に向かって伸ばします。
馴染んだら最後に手のひらで顔全体を包み込むようにハンドプレス。
ただし、この時に叩いたり擦ったりするのはNGです。
あくまで優しく馴染ませるようにつけていきましょう。

②美容液

美容液は肌に必要な美容成分を凝縮したスペシャルアイテム。

シミ、シワ、ハリ不足、乾燥などあらゆる肌悩みや目的に応じて集中したケアができるのでぜひ毎日のスキンケアに取り入れてください。

そんな美容液をより効果的に使うためのポイントとしては、ちゃんと正しいタイミングで使用すること。

美容液というのは、正しいタイミングで使うことにより効果を発揮するアイテム。

せっかくの美容成分を無駄にしないためにも、正しく使うことがポイントですよ。

 【美容液の使い方】
適量を手に取り、パーツごとに分けてつけていきます。
顔全体に美容液が行きわたったら、顔の内側から外側へ、下から上へと馴染ませていきます。
この時注意したいのが、摩擦。
念入りにケアしようと力を入れすぎてしまうと、肌を傷つけてしまいますので、馴染ませる際はスーッと優しく伸ばしていきましょう。
そして、最後にハンドプレスで優しく押さえれば美容液でのケアは完了です。

③乳液

乳液は化粧水で得た水分の蒸発を防ぎ、美容液が持つ美容成分などをしっかり肌にとどめておくための蓋役として重要なアイテム。

また、硬くなった角層も柔らかくしてくれるので、肌がしっとりなめらかになります。

そんな乳液をより効果的に使うためには、使うタイミングがポイントとなります。

化粧水、美容液が肌にしっかりと浸透してからでないと、肌の表面で乳液が遊んでしまうため乳液本来の効果を発揮することができません。

ですので、乳液を使う際は肌を触ってしっかり化粧水や美容液が馴染んでいることをチェックしてから使いましょう!

 【乳液の使い方】
化粧水や美容液が肌にしっかり浸透した後、乳液を適量手に取り両手に広げたら顔の内側から外側に向かい、円を描くように馴染ませていきます。
つけるときは、乾燥しやすい頬から始め、額、あごの順番につけていきましょう。
テカリが気になるTゾーンは一番最後につけることで、テカリにくくなります。
乾燥が気になるところは、力の入りにくい中指や薬指の腹を使い優しく重ね付けしてください。
ただ、乳液は油分を含んでいるためつけすぎはNG!
ニキビなどの肌トラブルにつながる場合もあるので、注意しましょう。

④クリーム

基本的には乳液でスキンケアが完了ですが、特に乾燥がひどい方はクリームを最後につけることで乾燥を防ぐことができます。

クリームには、乳液よりも油分が多く含まれており、肌を保護してくれる効果があります。

そんなクリームを使う際のポイントは、塗り方。

乳液よりもテクスチャーが固いため、伸ばす時に強くこすりすぎないよう注意することがポイントとなります。

 【クリームの使い方】
クリームを塗るときは顔のパーツごとにクリームを置いていきます。
そして、両手で顔の内側から外側に向かって優しく伸ばしていき、最後にクリームの成分をしっかり浸透させるためにハンドプレスします。
また、クリームは温めることで浸透力が良くなりますので、手のひらで温めてからつけると馴染みやすくなりますよ。

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まとめ

 

今回は、化粧水と乳液の違いについて徹底解説してみました。

毎日当たり前のように行っているスキンケアですが、化粧水や乳液の違いやそれぞれの役割を詳しく知ると、いかにこの2つのアイテムが私たちの肌に欠かせないものであるかということがよくわかりますよね。

スキンケアというのは、適当に行えばそれだけ結果も適当なものになりますし、丁寧に行うことにより肌への効果も十二分に発揮してくれます。

化粧水、乳液が持つ力を無駄にしないためにも、スキンケアは正しく丁寧に行うようにしましょう!

 

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