理想のボディ、スタイルを手に入れるために日夜行うダイエット。
食事制限や運動など日々努力しながら体重計とにらめっこしているという人がほとんどではないかと思いますが、ある時体重が増えていたなんてことはありませんか?
ダイエット中なのに、体重が減らずに増えるなんて・・・そんなことあり得るの!?
ついついそう思ってしまいますが、実はダイエット中に体重が増えるのにはいくつかの理由があるんです。
今回は、そんなダイエット中に体重が増える理由、そして正しい体重計測のやり方をご紹介!
今回の記事でわかること
・ダイエット中に体重が増える理由
・正しい体重の測り方とは?
なぜダイエットをしているのに体重が逆に増えてしまうのか・・・その理由をちゃんと理解したうえで正しくダイエットを行えば、健康的かつ美しいボディを手に入れることができますよ♪
ダイエットは体重を減らすもの!
「ダイエットとは?」
そう聞かれてまず頭に思い浮かべるのは、”運動したり食事制限したりして痩せること”ということではないでしょうか?
恐らく、多くの人がダイエットの意味をこのように感じているのではないかと思いますが、実はダイエットはただ痩せることではないのです。
では、何が正解かというと・・・
ダイエットとは?
食事量や運動を管理しながら、適正な体重に減らしていくこと。
また、逆に体重が低すぎる人が適正な体重に増やしていくこともダイエットと言います。
ダイエットで体重が増えるケースがある?
正しいダイエット法で体重を減らす。
これがダイエットが持つ本来の意味合いであることはもうお分かりかと思いますが、そんな中で実はダイエット中に体重が増えてしまうケースもあるということを皆さんはご存じでしょうか?
”ダイエット=体重を減らす”はずなのに、ダイエットをして逆に体重が増えてしまうというのは、ちょっと驚きですよね。
しかし、実はこのケースは珍しいことではなく、ダイエットをやるうえでよくある話なのです。
人間というのは、基本的に就寝時にもカロリーを消費しており、個人差はありますが朝と夜で体重が1㎏ほど変わると言われています。
それに、食事をすればその直後はもちろん体重が増加しますし、排泄することでその分体重は軽くもなります。
そういったことからも、体重が増えたと感じてしまうのはこうした体重増減のタイミングで体重計測を行ったということも大きな理由の一つと言えるでしょう。
しかし、ダイエット中に体重が増えるのは体重計測のタイミングだけではありません。
実は他にも様々な理由があるので、続いてはその理由を一つずつ解説していきたいと思います。
ダイエットで体重が増える理由を解説
体重計測のタイミングはバッチリのはずなのに、なぜか体重が増えている・・・。
”頑張ってダイエットしているのに何で!?”
思わずそう叫ばずにはいられない・・・そんな方もいるかもしれませんが、そんな方は別に理由があるのかもしれません。
ここからは、ダイエット中に体重が増えるいくつかの理由をご紹介していきたいと思います。
塩分による水分量の上昇
ダイエット中体重が増えるのには、「塩分による水分量の上昇」という理由が挙げられます。
人の体というのは、塩分によってむくみが起き、その水分によって体重が増えてしまうことがあります。
では、その原因となるむくみを解消するためには一体何に気を付ければいいのか・・・?
〇身体を冷やしすぎない
〇飲み物を飲むときは常温で
〇身体を温めるものを積極的に食べる
これらの条件を常に意識して実行することが、むくみの解消となります。
中でも、一番意識したいのが「塩分」の摂り方。
塩分はダイエット中に限らず、普通の食事でもなるべく控えめにすることが重要です。
むくみで体重が増えてしまわないように、塩分はなるべく控えめにして栄養バランスのとれた食事をとるように意識しましょう!
筋肉細胞が傷つき、水分量が上昇
ダイエットをやるにあたり、食事制限だけでなく筋トレなどの運動も取り入れている人は多いと思いますが、実はこの筋トレなどの運動によって筋肉細胞が傷付き水分量が上昇することで、体重が増えてしまうというケースもあるのです。
私たちは、運動したあとによく筋肉痛になりますよね?
これは、筋肉が傷付いて炎症を起こしている状態になっているため起きること。
そして、その後に筋肉の繊維が修復し筋肉量が増加するのですが、実はこの時に水分も一緒に取り込んでしまうため、体がむくんでしまい体重が増える原因になってしまうのです。
こうなったときに水分を控えなければ・・・とついつい思いがちですが、こうしたときには水分でなく「塩分」を控えるように意識しましょう。
排便量が変わった
ダイエット中に体重が増えるのは、排便の量に変化がでたことも影響しているのかもしれません。
ダイエットを行っている人で「便秘になりがち」というのはよくある話。
これは、食事制限などによる栄養バランスの崩れからくるものです。
例えば・・・
⇒身体に必要な栄養素が極端に減ったことで便秘を引き起こしてしまうため
〇脂質の摂取量が極端に減っていること
⇒便が腸の中を通る潤滑油となる油分が減ったことで、便が出にくくなってしまうため
〇ダイエットによるストレス
⇒ストレスが溜まることで消化器官の働きに影響が出てしまうため
こうしたいくつかの理由が原因で排便量が変化し、便秘になってしまう・・・こうなってくると基礎代謝が落ちてしまい逆に痩せにくい体になるので、注意することが必要です。
カロリーが気になって食事制限をしてしまう気持ちもわかりますが、便秘にならないためにも極端な食事制限は避け栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。
筋肉が増えた
ダイエット中に行う運動によって筋肉量が増えたことで、ともに体重が増えてしまうといったケースもよくあること。
筋トレをしていると、筋肉が増えるのはもちろん、体がキュッと引き締まり痩せるというイメージを持ってしまいがちですが、実は筋肉というのは脂肪よりも重いんです。
なので、筋トレをすると脂肪は燃焼しますが、その代わりに脂肪よりも重たい筋肉がついてしまうため、体重が増えてしまうんですね。
しかし、ダイエットで筋トレを行うということは、体の脂肪を燃焼させて筋肉をつけるために行っていることなので、このように体重が増えるのは当然と言えば当然。
つまり、筋肉がついたことで体重が増えるのは、どちらかというとポジティブな要因と言えるので、そこまで悲観的になることはないかと思います。
正しい体重計測は毎日一定時間、一定条件で!
ダイエットをするうえで欠かせないのが、体重計測。
しかし、なかには体重計測が面倒になり、たまにサボりながらやっているという人もいるのではないでしょうか。
ですが、ダイエットを正しくやるためそして成功させるためには、必ず毎日一定の時間に一定の条件で体重計測を行うことが必要です。
では、どういった方法で体重計測を行えばいいのか、ここからは正しい体重計測についてご紹介したいと思います!
【正しい体重計測の条件】
〇毎日同じ時間に計る
〇起床後・就寝前に計るのがベスト
〇食後・入浴直後に計るのはNG
〇なるべく同じ服装で測る
〇必ず平らな場所に体重計を置いて測る
〇体重計測の際は必ず素足で測る
体重計測は毎日必ず同じ時間に行うのがポイント。
食後やお風呂の直後などに体重計測を行う人も多いですが、体内の水分量に変化があった直後というのは正しく体重を計測することができません。
体重計測を正しく行う際は、朝起きてから、そして夜寝る前に体重を測るのがおすすめです。
そして、測るときの場所、服装なども毎日同じにすることが大切ですので、これらの条件を意識して正しく体重を測っていきましょう。
体重も大事、見た目も大事
ダイエットにとって、体重を減らすことも大事ですが、それと同様に痩せ方つまり見た目も大事。
筋肉というのは、脂肪に比べて密度が高いだけでなく体積も小さいため、脂肪量より筋肉量が上回っている人の方が全体的に引き締まった美しい体だと言えるのです。
つまり、スタイルをよく見せたいのであれば、程よく筋肉をつけた方がいいということですね。
まとめ
今回は、ダイエット中に体重が増えてしまう理由についてご紹介してみました。
むくみや便秘などのネガティブなものから、筋肉量が増えたことによるポジティブなものまで体重増加の理由は様々!
その理由を正しく理解していくことで、ダイエットをより成功に近づけることができるとも言えるので、体重が増えていると悩んでいる方はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね♪
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